Somewhere, something incredible is waiting to be known

April16,13 01:38AM

Françoise Saganを端から読み直してます。


特に、”悲しみよこんにちは(Bonjour Tristesse)”は1955年の朝吹登水子訳以来、50数年振りに河野麻理子による新訳が発刊されていて、旧訳よりずいぶんソリッドで読みやすいので現代を生きる皆々様方にも非常におすすめです。

サガン関係の翻訳の多くは朝吹家の女史が2代に渡り担当されてきたわけですが、大枠でいえばサガンはもちろん恋愛小説だし、少女小説ですので、ともすればスイーツ全開かととらわれがちですが、本質的には文章の機微やメタファー、テーマとしてもスイーツよりはアイロニーを楽しむものだと思っています。俺。

この朝吹家の家系がとてもとても素晴らしく、長年に渡り一族総出でフランス文学に貢献していらっしゃいます。
詳しくはWikipediaかなんかを見てください。
なお、2011年の芥川賞作家、朝吹真理子さんもこの系譜にあたります。