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February16,13 04:40PM

映画の中のインターフェースデザインのお話。

衣服と並んで、日常、最も触れる機会の多いデザイン分野の一つと言えるインターフェース・デザイン。
家電や自動車、看板などにはじまり、最近ではグラフィカル・ユーザー・インターフェース(GUI)と呼ばれるウェブサイトやアプリケーションなど含めて操作や指示を促すものには必ずその要素が含まれています。

本来は如何に使い手にストレスを与えること無く目的まで辿り着かせられるか、ということが最大の目的なので、ロジカルで機能的なルックスが求められるわけですが、空想の中でのインターフェースはまあ別に使いやすい必要も無く、技術的制限も無いので表面的な要素の方が強く、逆にそこが面白い点です。

単純に格好良い、と思ってもらえるか、こんなのが実際あったらすごいな、と思ってもらえるか、ということが優先すべき伝達事項なわけですね。

アニメーションやSF映画をインターフェースに注目して観るとこれまた色々とお国柄や事情が含まれていてとても楽しい。この分野でもやはりハリウッドは一歩抜けている感はありますが(そもそも映画の予算が段違いに多い)、ここ最近観た中で一番感心したのがこれ。

 

・Eva / 2011, Spain, Kike Maíllo

 

Trailer内に出てきているのはここ数年流行りの立体映像系UIで、これ自体はIron ManやDistrict 9でも既出ですが、この映画内での素晴らしいところは、それらを日常生活に散りばめた際の違和感の無さです。設定自体も2041年とまあ近未来なので、ああ、こうなってもおかしくはないな、と無理なく受け入れられる。ラテン的なカラーリングと、映画自体が機械生命の話なので有機的に描かれているところもポイント高い。
映画自体は、まあまあです。絵が綺麗。何故か今iTunesの上位にいるので興味があればどうぞ。

 

少し前ですけど、サマーウォーズのインターフェースも格好良かった。

・サマーウォーズ / 2009, Japan, 細田守